カワサキ Z1100GP B2

燃料タンクは、だいたい形になりました

 Z1100GPの燃料タンクの修正と成形はなかなか大変でした。それでも、YouTubeなんかで悪戦苦闘してタンク修正している人と比べると、まだ大分マシな方だと思います。なんせ、穴開いてないんで形さえ作っちゃえばいいんでね。

 そんな訳で、とりあえずは引っ張りまくります。

 どりゃー!

 うぉりゃー!

 こんなもんが限界かなぁ?嘘みたいに綺麗に引っ張れた所もあれば、波になっちゃってる所や、そもそも殆ど引っ張れなかった所もあります。それでも、そうとう引っ張れたし形になりました。
 本当なら更にトーチで炙って伸びた金属を縮めていきたいんだけど、如何せん内側にポリタンクみたいなコーティングがされてて加熱できないんですよ。このポリタンクみたいなコーティングが無かったらもっとずっと綺麗に出来たのになぁ。
 あと、黒くなっちゃってるのは錆止めです。

 続いてパテを塗ったくっていきます。

 こんな感じで形を出さないといけない所にタンマリ盛って……

 ガリッガリ削っていきます。プロなら1,2発のパテ盛りで行けるんだろうけど、素人のオレ様は7,8発は盛っては削ってを繰り返しました。
 削るのは、シングルアクションのポリッシャーに#240のペーパーでガンガン削ったんで、割合簡単に削れたものの、とにかく形が出ないんです。すぐに何となくソレっぽくはなったものの、微妙に納得がいかなくて#600位のペーパーで修正してると削り過ぎちゃったり、面に波が出てきて波を修正してたら下の鉄板が出てきちゃったり。結局の所どのあたりで妥協するか?っていう状態になりました。

 そして、妥協点がこれ。

 とりあえず、タンクを撫でまわしまくって(新種の変態か?)左右の違いと平面感を確認して、「これ位の歪みは鉄板でもあるよね?」という所まで来たと信じてプラサフを塗っておきました。

 もうね、ほんと、本当に大変でした。しかも、なんとなーくモヤっとするとは、これって色塗ると気に入らなくなって、また磨き直してしまいそうな気がするっていうかね。マジで止めどころが分からない。

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