カワサキ Z1100GP B2

Z1100GPのホイールの準備を進める

 とりあえず、ベアリングだけ打ち込んだホイールを車両に取り付けられる所まで組み立てておくことにしました。「エアコンの効いてる室内でやれることはやっとこ」って感じです。

 まずは、エアバルブを取り付けておきます。最近お気に入りのエアバルブは、カワサキ純正のH2用バルブで、ストックもあるんでそれを使おうと思いました。

 ところがねぇ……実際にホイールに当ててみてビックリ!付かないんです。

 ホイール側の穴が小さくて入らないんです。
 純正ホイールなんだし、こんなん規格でサイズが決まってるもんでしょ?と思いながらも調べてみたら、普通のバルブ穴は11.5ミリなんだけど、マグホイールなんかで8.5ミリなんかもあるとかなんとか。でもって、Z1100GPのホイールは8.5ミリのマイナーな穴サイズでした。

 仕方ないんで、近所の2りんかんで買ってきました。

 ゲイルスピードのバルブです。近所の量販店を3店舗廻ってやっと見つけました。11.5ミリのバルブだったら色んな種類がいくらでも売ってたけど、8.5ミリのバルブはコレしか手に入りませんでした。シルバーが良かったんだけど、無い物は仕方ない。しかし、そうとうマイナーなのね。

 このタイプの横向きのバルブはどっち向きにどれ位の角度で付けるかなんてのがあるけど、オレ様の場合は、車両右向きで回転方向に対して斜め後ろを向くようにしてます。

 右に向けてるのは、サイドスタンドで止めてる時にアクセスしやすい為で、回転方向に対して斜め後ろを向けてるのは、何かが引っかかったりしないようにする為です。

 次はタイヤを履かせます。

 ビードクリームをぬりぬりしてから手組みでいきます。
 ちなみに、このビードクリーム塗ってるのは、タコ焼き鉄板に油塗る時の刷毛です。スポンジより使いやすいです。まぁ、お好みだろうけど。

 タイヤが細いせいか、いとも簡単に入りました。
 ちなみに、タイヤはダンロップK300GPで、サイズは純正と同じ
フロント 100/90-19
リア 120/90-18
 です。リアは130サイズにする人が多いみたいだけど、どうもオレ様は細めのタイヤの方が好きみたいで、絶対的なグリップ不足とかにならないなら細い方でいいやって思ってます。まぁ、気に入らなきゃ次のタイヤ交換でサイズ変えればいいんだし、あんまり深く考えずにサービスマニュアル通りにしてるって言えばその通りなんだけどね。

 あとは、ブレーキローターも取り付けておきます。
 ブレーキローターを外す時に、随分ガッチリ締まっていたローターボルトは使わずに新しいローターボルトを用意しました。

 新品のボルトをとってみて驚いたのは、六角のサイズが違っててワンサイズ大きくなってました。これなら、工具が捻じれちゃうなんて事は無さそう。てか、そもそもそんなアホ力で締めるものじゃないよねぇ。

 サービスマニュアルで締め付けトルクを確認すると2.3kg-mです。うん、まぁそんなもんだろうな。

 素人ガレージにあるトルクレンチだとNmなんで、2.3kg-mを変換すると22.55Nmだから、23Nmで締めておきます。

 完成!

 実は、まだビードは上げてないしバランスも取ってないです。さらにリアスプロケットも付けてません。
 ビード上げとバランス取りは、エアコンの無いガレージに降りないといけないんで、暑くて死ぬからもう少し涼しい日が来るまでちょっと無理ですね。だって、温度計が41.5度だよ?無理無理無理無理。
 スプロケットは、何にするか悩んでるところです。とりあえずは手持ちのチェーンとスプロケットで行こうと思ってるんだけど、530サイズが沢山ストックしてて、530の使えるリアスプロケットが40丁(中古)、42丁(新品)、42丁(中古)とあるんですよ。42丁の新品を使おうか?と思ったんだけど、探しても出て来なくてもうちょっと探すか、既に見つけてある40丁の中古にするか悩んでます。ファイナルはロングの方が好きなんで、40丁でいいかなぁ?悩ましいなぁ。

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