めでたくZ1100GPが走るようになりました!ぶっちゃけ、色塗って足回り組んで電気系を少しいじって足りない部分を足しただけです。これから走らせてダメ出しです。
で、早速150キロばかり走ってみたところ、すぐにダメな所が出てきました。
今回は、そんなダメな所でも特に「これは走りにくい!」という部分を治す事にしました。
さて、まずいきなり気になったダメな所なんですが、露骨に燃料が薄いです。特に低回転が酷くて低回転でアクセルをラフに扱うと失火するし、スタート時にエンストする事もあります。トルクも薄くて乗り味自体が「あれ?」って感じです。
マフラーがKERKERなんで抜けが良すぎるんだろうなぁ……と思いつつもとりあえず少しでも改善させたくプラグをイリジウムに変更する事にしました。イリジウムプラグは、少しだけ燃料が薄い方向に燃調が変わるので、それで少し改善するかもという淡い期待です。

イリジウムプラグを用意したものの、ちょっと間違えました。ターミナルがネジじゃなくて一体型を買っちゃいました。となると、プラグキャップが合わないので、急遽プラグキャップも交換です。プラグキャップもくたびれた感じだったんで丁度いいでしょう。

新しいプラグキャップです。
実はコレも間違えました。本来45度のプラグキャップなのに、90度のプラグキャップを買っちゃいました。でも、特に無理なく取り付けられるんでそのまま90度のプラグキャップを使います。

取り外したプラグの状態です。
うん、予想通り。
本当ならこのあと試運転に出る所だけど、ふと思う所が。
オレ様の過去の経験だと、マフラーの変更よりエアクリーナーの撤去とか変更の方が露骨に燃調が狂うのを思い出しました。今使ってるエアクリーナーボックスは素人ガレージのストック品で、エアクリーナーも中に入ってる物をそのまま使ってます。アヤシイ。

取り出してみるとスポンジが崩れてました。コイツが原因かぁ。
触ったらどんどん粉になっていって全く使えないので、スポンジを交換することにしました。メーカーから新品が出ればいいんだけど、これって既に生産終了してるし、K&Nみたいなアフターパーツも無いんで、自力でリビルドです。
リビルド用のスポンジを近所のホームセンターで入手してきました。

「業務用途で実績のある」の売り文句に負けました。エアコンなんかのフィルターにも使えるみたいなんで、エアクリーナーとしては丁度いいでしょう。

スポンジを取り払ったエアクリーナーです。網の裏側にスポンジをはめ込みます。ただ、スポンジの厚さは10mmしかなくて、本来15mm位は必要なのでスポンジを2重に重ねて使う事にします。

綺麗にスポンジがはまりました。ソコソコの吸気抵抗があって、これは燃料の薄い状態が改善されそうです。


さらに押し入れに仕舞ってあった室内扉の断熱用スポンジをエアクリーナーの上下のフィッティング部分に貼って空気が漏れないようにしておきます。
これならいくらエアクリーナーがダメになっても簡単に作り直せていいね。
あとは車体に戻して試運転しないといけないんだけど、他にも気になる問題があるんで、次回は試運転じゃなく、そっちの方の対策をしていこうと思います。3,000rpm位回しても65km/h位しかスピードが出ないんだよねぇ……



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