ETCとドラレコ用ステーを作る→失敗！

　Z1100GPって、「Z1000Jに後からインジェクションを無理やりくっ付けてみるテスト」みたいなオートバイなんで、空きスペースはインジェクションのシステムに喰われちゃって、基本的に空きスペースは無いです。本来、Z1000JやZ1000Rにある小物入れも無いし、車載工具はエアクリーナーボックスとフレームの間に無理やり置く感じだし。
　そんな調子なんで、ETCとかドラレコを取り付ける場所に悩みます。

　色々と悩んで、まぁこの辺りしか取り付け場所無いだろうというのが、サイドカバーの中です。

　ここなら、ETCとドラレコの本体を背中合わせにして取り付ける位のスペースがあります。ただ、ステーが無いんで作らないと。

　アルミ板を切り出すか、3Dプリンターで出力するか、鉄板を切り出すか……。強度や厚さやノーマル感を考えて、鉄板にすることにしました。
　ノーマルのブラケット類と同じ厚さの1.6ミリ厚の鉄板を切り出す為にCADで図面を引きます。

　こんな感じの鉄板を作って1カ所折り曲げる予定です。

　データが出来たら、CNCフライスに鉄板をセットして、早速切り出し開始！

　切削油をジャブジャブかけながらスタートボタンをポチっとな。

　いきなり刃物が折れてしまった……。鉄って思った以上に硬いなぁ。あんまり切削負荷がかからない設定にしたつもりだったんだけど、それでもまだ負荷が高かったみたい。鉄対応とはいえ、中華刃物だったのも敗因かも。

　とりあえず、新しい刃物を発注して届くの待ちだぁ。次はそうとう硬い物までいける刃物を発注したけど、切削の設定も更に負荷を減らすようにしておこう。