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カワサキ Z650 B1CNCフライス

CNCフライスの準備まだ出来てません

 去年の秋に入手したCNCフライスですが、未だ稼働準備が出来ていません。まだ環境が整わないんです。
 オレ様のCNCフライスの使用目的は金属加工で、アルミやアルミ合金の切削をする予定なんですが、最近流行りのドライではなく、切削油をじゃぶじゃぶ掛けながら削るフルウェットでの切削をしたいんです。それ自身は賛否両論あるところですが、やりたいものはやりたいんです。
 で、このフルウェットの切削油はほぼ水で、水に親水性の切削油を混ぜて乳化させたものを使うんですが、当然フライスを水が受けられるケースみたいなものの中に入れて使わないと回りが水浸しになってしいます。オレ様の場合、このフライスケースを浅いアルミの箱とアクリル板で作るつもりなんですが、このアルミの箱が手に入らない。そもそも専用ケースになるので、アルミ板を切って溶接して都合のいいサイズで特注しているんですが、所謂規格サイズよりも大きいアルミ板が必要になり、ココの所の部材不足で全く手に入らない状態でした。でも、やっと手に入ったので、夏にはフライスケースも完成して、秋には稼働出来ると思ってます。準備だけで1年がかりですよ、まったく。

 さて、フライスの準備が出来たら、早々に作ってみたいものが幾つかあります。最大の目的物は、Z系のエンジンにZX-10Rとかのインジェクションを取り付ける為のアダプターなんですが、コレは両面からの加工が必要だったり、加工の形状やサイズも恐ろしく難易度が高そうなので、いきなり取り掛かるには不向きです。まずは片面加工の薄い平ものがいいと思っていて、作ってみたいものの中には丁度いいものもあります。

 これ、カワサキ純正パーツなんですが、何だかわかりますか?ゼファー750のパルシングローターカバーについているロゴです。ゼファー750はあの部分が一体になっておらず、彫り込まれた溝にこのアルミ製ロゴを貼るように出来ています。
 この、ゼファー750のパルシングローターカバーなんですが、実は、オレ様のZ650Bザッパーにそのまま使えます。ゼファー750のエンジン自体、ザッパーのエンジンの進化系なので、多くの部品が流用できるんです。でも微妙に違うんです。そして、このロゴ。小文字はダメでしょう!やっぱり古いカワサキ車は大文字意匠でないと。そこで、図面引いて3Dプリンターで出力してみました。

 これをフライスを使ってアルミ板から削り出したいんです。厚さは3ミリ程度で片面削りでCNCフライス入門には丁度いいかなぁと。ただ、これ結構小さい上に細かい加工で、エンドミルを何回も交換しないといけないので、そのあたりがうまくできるか不安でもあります。

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