CNCフライス動いた！

　前回、何故かソフトリミットに当たって動かなかったCNCフライスですが、NCコードの作成方法を変えたらうまいこと動くようになりました。
　とりあえず、切削したくて仕方がないので、まずは5052のアルミの板材からシムを削り出してみました。

　こんな感じで切削油をじゃぶじゃぶかけながら削りますが、第一印象は「うるさい」です。ビビリがある訳ではないんですが、まぁ、煩いですね。防音箱を作れば家庭でもギリいけるか？という感じの音です。切削自体はサクサク進み、30分もすると切り出し完了です。

　こんなんが出来ます。バリが結構残ったので角に軽くヤスリかけました。切削した面自体は非常に綺麗でそのまま使えます。もう少し切削速度を上げてもいけそうです。

　5052のアルミ材でサクサク削れたので、次は本気切削でコレをやってみます！

　ドライブスプロケットです。これの真ん中の出っ張りを4ミリばかり削ります。鍛鉄なので重切削になるのかな？ギヤの歯の部分は焼きが入ってますが、刃の部分でなければ何とか削れるかなぁっと。そうはいってもかなり硬いハズなので、これが綺麗に削れたら大したものです。

　切削開始と共に後悔しそうな切削音です。これはもう、家庭では絶対無理な音です。防音箱とか作っても無駄なレベルの音です。ただ、削れてはいます。かなり少しづつですが、確実に削れてはいます。

　3時間ばかりかかって削れました。ちょっと切削速度が速すぎたみたいですが、それなりに綺麗に削れました。とはいっても、やっぱり重切削はあんまり向いてないっぽいですね。切削時の送り速度を遅くすればもっと綺麗にできそうですが、やたらと煩いし時間もかかりすぎです。まぁ、鉄を削る事は今後は無いと思います。

　さて、とりあえずの使い方と、どの程度の能力なのかはなんとなく分かりましたが、コイツを使いこなすには少し時間がかかりそうです。３Dプリンターを使い始めた最初の頃は、本当にどうしてくれよう！と思う程難しかったですが、フライスも負けず劣らず難しそうです。
　とりあえず、次の切削をする気にならないので、次の出番は当分先かなぁ……。