【速度警告灯】なにがなんでも光らせたい(制作編①)

ある程度想定していたものの、やっぱりノイズ対策はちゃんとやらないとダメですね。
しかし、古いオートバイのノイズは凄いです。ポイント点火なんで、そりゃまぁ盛大にノイズは出てくるんだろうと思ってましたが、意外な伏兵「ウインカーアラーム」のノイズにちょっと悩まされました。カブなんかに付いているウインカー出すとビービー鳴るアレです。
本来W3にはウインカーアラームは付いてないんですが、オレ様のW3には大昔のカワサキ純正ウインカーアラームがついてます（結構便利ですヨ）。これが出すノイズが凄い。ウインカーを出すとPICは誤反応しまくりです。このノイズを交わす方法、実は色々あって、今使ってる自作セミトラでも色々試したことがあります。で、今回は手間はかかるけどマジメにノイズ対策をしました。

とりあえず、プロトタイプです。
表面に通常の部品を載せ、裏にはチップ部品が張り付いてます。
トランジスターは2SC2001を使うので、警告灯の電球には常時アクセサリー電源をかけておいて、指定速度になるとアースに落ちる→点灯となります。
肝心のPICが載ってませんが、PICは12F1822/12F1840/16F18313の3種類対応にしました。元々16F18313仕様で作っていたものの、最近の半導体不足で16F18313が手に入りにくく、手持ちの32MHzが出る８ピンPICが全部流用できるようにしただけです。

今回の試みでは、スピードメーターを見ているわけではなく、スピードメーターワイヤーの回転速度をみているので、正確な速度を読み取れます。ということは、かなりアバウトな純正メーターとは同期がとれません。「だいたい」のレベルでメーターと警告灯のタイミングが合えばいいかなぁと思ってます。少なくとも、純正メーターは5%~10%位大きな速度を指すし、針の動きが遅くてモッサリしているので、加速度が大きければ針も付いて来ないハズなんで。