W3のコンタクトブレーカーを交換してみた

　オレ様のW3のコンタクトブレーカーはかなり古くてソコソコくたびれています。今はAIセミトラ・イグナイターを使ったトランジスタ点火なんでポイントは全く消耗しないものの、過去に結構使い込まれているので交換しておくことにしました。新品の方がセミトラのテストで点火時期をいじるのもラクそうだし。

　左が古いコンタクトブレーカーで、右が今回入手した新品のコンタクトブレーカーです。古い方のコンタクトブレーカーはポイント部分はもちろんの事、何気にヒールも減ってます。セミトラのテストに点火時期を変えるのも中々大変です。

　新品のコンタクトブレーカーを組み込みました。配線がかなり硬くなってる上にグロメットが無くなってた。ついでに配線も発注しておけばよかった。

　タイミングはこの辺で、ちょっと遅めに見えるものの、油まみれになりながらタイミングライトを使って確認するとこれでど真ん中なんです。

　今回用意した新品のコンタクトブレーカーは、新品の状態で接点に荒れがあるようで、コンタクトブレーカーの調整をしていると抵抗が微妙でした。本来、スパッとコンタクトしてスパッとブレークしないといけないものなので、組み立てる前にヤスリで面を出しておくべきでした。
　試しに接点面を整えずにそのまま試運転に出てみると、案の定時々AIセミトラ・イグナイターが誤計算をしてうまく点火出来ないタイミングがチラホラありました。一旦コンタクトブレーカー点火にしてしばらく走れば接点の荒れが火花と一緒に飛ぶはずなので、20キロ位コンタクトブレーカー点火で走ってからAIセミトラ・イグナイターに戻したら普通に快調になりました。
　やっぱり、新品のコンタクトブレーカーは面出ししろってことですね。