随分前に、セレナのエンジンマウントは一通り交換していますが、その時から「クロスメンバーのブッシュも何とかしないといけないなぁ」と思いつつも、後回しにしていたクロスメンバーブッシュを交換してきました。
本来は、メンバーごと交換しないといけないものなんですが、ブッシュの部分だけ交換する知恵も出回っていて、今回は、ブッシュのみをポリウレタン製に交換する事にしました。こういう時、古い車(ポンコツ)は、色んな情報が溢れていて面白いです。
さて、交換するブッシュなんですが、こちらのものを使ってみることにしました。

ショア90のポリウレタンです。
調べると、アチコチで「セレナ用クロスメンバーブッシュ」として販売されていますが、何処も結構なお値段なので、オレ様はモノタロウで購入しました。バカ安というか、適正なお値段です。ショア90というのは、ポリウレタンの硬さで数字が大きい程硬いです。90だとかなり硬めで、スポーツカーなんかに使う硬さです。セレナで使うには70とか80あたりでいいと思いますが、オレ様はへそ曲がりなので、あえて90にしてみます。
交換する部分は、クロスメンバーと、それを支えるアームの間になります。

ちょっと見にくいですが、赤丸の部分がガッポリ空いています。クロスメンバーにジャッキをあてているので、持ち上がって隙間ができているんですが、この隙間部分が、まぁガコンガコンと動くわけです。

古いゴムブッシュはヘタるというよりは、ちぎれています。完全に賞味期限切れです。

クロスメンバーの隙間の部分にポリウレタンブッシュを挟んで、しっかり固定するだけの簡単なお仕事です。

ジャッキを外して荷重をかけても、ショア90の硬さだと、殆ど変形しないというか、撓みません。
実際に走ってみると、Dに入れた時のショックは殆ど無くなって、今まで「ガコン」となった道の悪い所も至ってスムーズです。今回硬めのポリウレタンですが、特に硬さは感じませんね。まぁ、エンジンの前後の動きを抑制するだけなんで、そもそも乗り味の変化は無くて当然なんですが。
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