ランチア デルタ整備

デルタにエアコンガスを入れておく

 ランチア・デルタを車検に持って行こうと思ったら、気温30度って……暑すぎるんでエアコンガスを入れて、ちゃんとエアコンが効くようにして出かけることにしました。
 デルタは古い車なんで、エアコンガスは代替フロンじゃなくて本物のR12フロンを使うんですが、当然手に入らない、手に入ってもメチャクチャに高額です。しかも1年もしたらせっかく入れたガスが綺麗サッパリ抜けちゃうんですよ。そんななんで、だいぶ昔に段ボール箱一杯にR12フロン缶を入手してたんですが、もうだいぶ減ってきて、最近は出来るだけ使わないようにケチってました。
 今回はソレを使います!……あー!ちょっと乗るだけなのにもったいねー!

 素人ガレージでストックしているR12フロンは、コレです。

 トヨタデンソーだったかな?かなり古いけどちゃんと使えます。デルタには、この缶が2缶弱入ります。ちょっと微妙な量。

 ガスのチャージ自体は道具があって方法を知ってりゃ誰でも出来る簡単な作業です。

 ガスチャージ用の道具です。これでR12フロンでも代替フロンでも、多分家庭用のエアコンでもチャージできます。
 これを車両に繋いでエンジンをかけてガスを入れます。

 写真だと低圧と高圧の両方を繋いでますが、実際には低圧側だけ繋いでいればガスは入れられます。
 コツというか、ポイントは完全にガスが抜けちゃってる状態だとエアコンポンプが回らないのでガスは入らないです。バケツにお湯入れてきて、そこにガス缶を放り込んでガスの気化を促進して圧を上げる必要があります。エアコンポンプが回り始めれば、あとはほっとけばすぐにガスが入ります。

 それから、ホースの向きを間違えないように。

 こんな感じでチャックの真ん中にピンのある方と無い方があります。ピンのある方が車体側で、このピンがバルブを押し開けるようになってます。逆向きに付けるとガスは一切入りません。久しぶりに使うと、これをうっかり確認忘れてやらかしちうんだよね。

コメント一覧