シリンダーとシリンダーヘッドの合わせ面からのオイル漏れを修理するのに、シリンダーヘッドを外すとなると、またガスケットなんかを用意しないといけないし、折角のオートバイシーズンに乗れない日が続いてしまいます。「それはちょっと……」なので、まずは、ヘッドボルトの増し締めをして様子をみてみることにしました。(実は、マフラーとキャブレターを外すのが面倒なだけ)
もう、すっかり手慣れた作業で、ロッカーケースを外します。ヘッドボルトに手が届くようになったら、ヘッドボルトを少し緩めてから、45Nmで締めなおします。明らかに緩かったボルトが何本かありました。これは、オイル漏れが止まる予感?
増し締めできたら、また元通りに組みなおして、15分ばかり試運転に出かけます。
試運転から帰ってきて確認してみると、明らかに垂れてるようなオイル漏れはなくなりました!更に、合わせ面を確認してみると、ちょっとオイリーな感じですが、これは組み立てた時のオイルの拭き残しなのか、オイル滲みなのか分からないレベルです。
とりあえず、差し金にウェス巻いて、パーツクリーナーでフィンの奥まで拭き拭きして様子をみることにしました。
これでもオイル漏れが止まってなくて、オイルが滲み続けるようなら、次はシリンダーヘッドを外してみますが、とりあえずオイルが滴るようなオイル漏れは止まったので、今シーズンはこのまま走り続けてみようと思います。
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