【2023年12月迄のご購入者様へ】「AIセミトラ・イグナイター」バージョンアップのお願い
だいたいSM発信器カワサキ 650RS W3

【SM発信器】ガワの部分を作ってみる

 しつこくしつこくメーターとSM発信器のテストを繰り返して、分解しなくてもメーター内のセンサーとSM発信器がどんなものなのか大体分かりました。メーターからはごく弱い電流が来てます。これの変調をうまい事読み取ってトランジスターで電球側の電流をコントロールしているのがSM発信器のお仕事のようです。構造はかなり単純と想像できますが、色んなノイズや発電系の影響によるコンデンサーとトランジスタへの負荷は容易に想像がつきます。実際、オレ様のストックしている調子の悪いSM発信器では、「こりゃ、コンデンサーが死にかかってるな」と言わんがばかりの怪しい動きをしています。

 とりあえず、テスト回路を作るには十分な情報が得られたんですが、あまり無駄なテスト回路を作るのもイヤなので、ついでに車載を考えてSM発信器と同じサイズのガワも作ってみました。

SM発信器のケース

 SM発信器の寸法を測って基盤を内蔵するのに都合のいいガワを3Dプリンターで出力してみました。本来、アルミのプレス品ですが、当然個人でそんな大がかりな事はできないので、PETG(プラスチックみたいなもの)製です。将来的には同じプラスチック素材でも、更に対候性に優れたASAにするかもしれません。
 あとは、マウント用のゴムラバーも欲しい所ですが、ゴム成型もかなり敷居が高くて実質的に制作不可能なので、ウレタン系のフィラメントを使って3Dプリンターで十分な強度の物が作れるかそのうち試してみます。

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