ここの所の死にそうな暑さのおかげで、オレ様は趣味でオートバイに乗っていません。もちろん、オートバイ通勤なので、通勤では毎日ZRX1200Sに乗りますよ。でも、趣味で乗るのとはやっぱり違いますね。
そんな訳で、「だいたいSM発信器」のテストが終わって以降、全然乗っていないW3ですが(もう3週間はエンジンかけてません)、実はちょっとした理由もあってワザとエンジンをかけていません。その理由はAIセミトラです。
セミトラは一般にエンジンの始動性が良くなると言います。実際、よっぽど調子が悪いエンジンか、作りの悪いセミトラでなければ、ほぼ確実に始動性は良くなります。特にW系のようなキックスタートは効果テキメンです。当然、オレ様が作った過去のセミトラも現在テストを進めているAIセミトラも始動性は抜群に良くなっています。ただ、「じゃ、一体どれくらいよくなるのよ?」っていうのは、まだセミトラを使ってない人は凄く気になるんじゃないでしょうか?既にセミトラを使っている人でも、AIセミトラだとどの程度変化があるのかも気になりませんか?
そこで!今、エンジンを寝かしてます。
毎日のように掛けてるエンジンだと、油も潤滑されていれば燃料もキャブレターに行き渡っていて当たり前のようにエンジンがかかりますが、しばらく掛けてないエンジンを実際にかけてみるとなかなかエンジンが掛からなかったりしますよね?あの状態を再現して実際AIセミトラはどんなもんなのか動画に撮ろうという魂胆なんです。本当は冬だともっといいテストになるんですが、さすがに冬までは待てないので、近いうちに涼しい日があったら動画を取ってお披露目します。(ちなみに、冬でも抜群に始動性いいですよ)
さて、今日の所はプラグを見てみます。

綺麗に焼けています。気持ち薄いか?という感もありますが、気にしているのは燃調よりもプラグの消耗具合です。

全く問題無さそうです。エンジンの始動性実験があるので、プラグは一切掃除しないでそのままエンジンに戻しておきます。
ところで、セミトラに変更すると、とにかく火花を強くしがちですが、オレ様は「それは果たして正しいのか?」と疑問に思っています。その辺のゴタクを書くと本当に長い文章になるので、やめておきますが、「良い火花」とは「程良い火花」だと思います。そして、パワーFETを使っていた時は、この辺のチューニングに嫌気がさしてましたが、イグニッションIGBTを導入したらイッパツ解消です。プラグの様子を見るに、コイルの駆動は何も考えずにイグニッションIGBT任せで大丈夫そうです。
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