あけましておめでとうございます。オレ様は元旦早々オートバイで走り回っています。
さて、なんで正月早々オートバイで走り回っているかといと、AIセミトラ・イグナイターを使用した状態で、コンタクトブレーカーとキャブレターのセッティングについてを調べるためです。今日は主にW3のキャブレターのセッティングで都心方向を走り回ってきました。
W1SA/W3用でもCB用でも同じなんですが、AIセミトラ・イグナイターを使用すると、スロットル1/8以下の時の燃料が濃い傾向に傾きます。これは、点火方式がトランジスタになることで火花が強くなって燃料が少なめの状態で十分に燃焼してしまうからです。……キャブレター車で点火プラグをイリジウムなんかの高燃焼な点火プラグに交換すると、キャブレターのリセッティングが必要になることがありますが、アレとほぼ同じ理屈です。
この辺について、オレ様はキャブレターのセッティングを年中やっているのであんまり気にしていませんでした。
今回のキャブレターのセッティングはエアスクリューの調整です。エアスクリューはマイナスドライバー1本で簡単に調整できます。


こんな感じですごく触りやすい所にエアスクリューがあります。あまりにも触りやすい場所だし、きっと設計者には「気軽に調整してね」っていう意図があるんじゃないかと思います。
調整方法は至って簡単で、一杯に締め込んだところから(ぎゅうぎゅう締めるんじゃなく、キュッと当たった所で完全に締めきれてます。ネジの頭が痛む程締めないでください)何回転戻すかでエアの流量を調整します。
ノーマルの状態ではCBだと1回転戻し位、W3では0.5回転戻し位が基準のようですが、AIセミトラ・イグナイターにするとオレ様のところでは、CBだと1.5回転戻し位、W3だと0.75回転戻し位の所に落ち着きます。この辺は車両の状況や季節や気候に影響するので、気軽に調整してみるのがいいと思います。特に、「ドン付き感がある/ギクシャクする/稀に失火のような感覚がある/低回転で元気出すぎ」なんて時は、エアスクリューの調整で収まる事が多いと思います。
そんな訳で、マイナスドライバー1本をポケットに突っ込んで都内へGO!


しばらく走ってから止まってエアスクリューの調整を繰り返します。自分の好みにピッタリ合わせるのもいいだろうし、ちょいズレの状態で走りを楽しむのもアリだと思います。
今回は、全く癖の出ない所に合わせておきました。乗りやすいけど、ちょっとつまんないかなぁ。
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