ロッカーケースを組み立てるのに必要な部品が揃ったので、ロッカーケースを組み立ててきました。

ロッカーケースをバラバラにすると、こんな感じになります。正直、部品点数は少なくて簡単な作りです。
この中で再利用できなかった部品は……
・ロッカーシャフトの端のOリング2本
・ロッカーアームを押えるスプリング4本
・スプリングのシートワッシャ2枚
・袋ナットのガスケットワッシャ2枚
でした。
とりあえず、組み立てる前に気になるのは、ロッカーシャフトの摩耗具合なので、簡単に測っておきます。

サービスリミットが12.90で、一番痩せている所で12.93~12.94位だったので、全く問題ないでしょう。
あと、ロッカーシャフトのオイル穴を下に向けたいので、マジックでマークしておきます。

オイル穴の反対側にマークしたので、マークが上に来るように組み立てればOKです。
組み立て自体は、手が油だらけで写真は撮ってないですが、基本的にそんなに難しくはなかったです。ただ、ロッカーアームを押えるスプリングのテンションが結構高い上に、右と左でスプリングにかかるテンションが全然違います。


同じスプリングなのに、右の袋ナット側の方がかなりスプリングのピッチが詰まってます。当然、入れる時は結構きついです。特にシートワッシャを入れて、上手にスプリングを座らせるのが手間がかかりました。この違いはなんか意味あるんですかね?
そんな事をモヤりながら、一応、組み立ては完成です。


ロッカーシャフトの向きも、予定通りオイル穴が下を向くようになってます。袋ナットを締めると共回りするので、ちょっと手間取りましたが、ダブルナットの要領でロッカーシャフトを固定すれば問題なくできました。
あとは、いよいよ車体に戻すわけだけど、その前にシリンダーヘッドにエンザートを入れなければ。
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