【SM発信器】できたけど、できない

　ここの所、日々夜なべして作っていたSM発信器ですが、完成レベルにこぎつけました。ちゃんと点灯／消灯タイミングも合うようになりました。

　中身は共通で、配線は車種専用です。配線は色と長さと端子の向きを純正に合わせているので、単純に置き換え設置でイケると思います。多分、これ以上の創り込みは必要ないと思います。

　ケースは一番左がオレ様が作ったもので、他２つに似せて作ったんですが、素材が純正はアルミに対してオレ様が作ったものはプラスチック系の素材にアルミ色の塗装(タミヤのプラモデル用塗料、しかもハケ塗り)なので、ちょっと安っぽいです。直径というか、太さは、ほぼ純正パーツと同じですが、長さが2ミリ位長いです。ゴム製のマウントから抜けないように耳をつけた分、長くなってしまった感じです。
　これに関しては、今後素材変更の可能性が高いです。とはいっても、金属にはなりませんよ。より環境耐性の強いプラスチック系素材に変えるかもしれません。もっとも、今の素材の方がかなり固いので、そのままにするかもしれません。
　この中に基盤を入れて密閉するので、非分解になります。

　SM発信器をフレームにマウントするためのラバーマウントです。右の純正品はタダのゴムです。自転車のタイヤのチューブのちょっとマシなのみたいな感じです。左のオレ様が作ったものはポリウレタンなので、ゴムと違って艶があります。ケース同様、やはりちょっと安っぽい見た目です。硬さは、ショア90で純正品よりは少し硬いですが、輪の部分は指2本でつまんでフニャフニャです。強度は途轍もなく高く、手の力で引っ張った位では何処も痛みません。伸びもゴムのように伸びるわけではなく、かなりの力で引っ張ると少しだけ伸びる程度で、刃物を使わず人の力で切るのは不可能です。
　寸法は純正品とほぼ同じで、純正SM発信器を取り付けることも可能なので、純正のゴムマウントが切れてしまった時の代品にもなります。

　というわけで、ほぼほぼ完成なんですが、相変わらず量産に向けた部材が揃わず、作成できません。２，３か月もすれば部材も揃うと思うので、しばしお待ちを。部材が揃ったら、とりあえず10個くらい作ってみようと思います。10個も売れるかなぁ……