FX/KH向けの「だいたいSM発信器」ですが、データ取りがほぼ終わりました。そして分った事は、W3/Z2のリレーとFX/KHのリレーは丸っきり違うってことです。
配線の数は同じでも、何もかもがほぼ全面的に違う2つで、その中でも特に基本的な考え方が真逆でした。
どちらも電流の変化で警告灯を点灯させるんですが、この電流の流れる方向が逆なんです。
ヨメ様にチョコチョコっと絵を書いてもらったんで、説明しますね。

上の絵は、Z2のメーターとリレーの関係です。
メーター内の電磁誘導回路から微弱な電流が流れ出てきて、それをリレーが受信して警告灯を点灯させるか判断しています。
対して……

こちらはFXのメーターとリレーの関係です。
リレーから電流が流れ出ていて、それをメーターが受け取り消費します。リレーは、その電流の消費量の変化をみて警告灯を点灯させるか判断しています。
「なるほどなぁ!」と感心しつつも、これって回路もプログラムも全く新規に作らないとダメって事ですね。うん、仕方ない。回路設計からやり直すか。
ところで、FX用の速度警告灯増幅器の部品番号を調べてきて気が付いたんですが、もしかしてこの部品ってヤマハでも使われてないですか?部品番号はカワサキでは25025-001なんですが、どうも当時のヤマハ車(RZとかXSとかSRあたり)でもカプラーが違うだけでソックリな物が使われてたっぽいんですよ。詳しい方、情報求む!
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