だいたいSM発信器カワサキ 650RS W3

【SM発信器】ラバーマウントと作り直し

 SM発信器の車両固定は、ラバーでマウントされています。オレ様のSM発信器にはクタビレたラバーマウントがまだ現役で使えていますが、何せゴム部品、いつ切れてしまってもおかしく無かろうと思っています。
 今回、SM発信器のコピー品を作るにあたって、実は外観は一つの課題なんです。中身は見えない部分な上に、大昔の技術を今どきの部品で再現して詰め込むので、スペース的に余裕があり十分なものが作成できます。外観は、アルミをプレスしたカップにマウント用のラバーゴムの組み合わせです。この二つを、「安く・ごく少量」生産するのは、私の知る範囲では不可能です。とすると、中身だけ作成?でもって、外観部分は壊れたSM発信器の中身をくり抜いて使うか?という発想もあったんですが、くり抜くのがこれまた大変そうなんです。
 そこで、やむなく考え付いたのが3Dプリンターで代替品を出力する方法です。オレ様の持っている3Dプリンターはフィラメントを積層するFDM方式なので、フィラメントの種類によって作成するものの特性を変えられます。とはいっても金属は出力できません。金属に近い特性のプラスチック系素材を使って、表面は塗装する位しかできません。結構安っぽいですが、それなりにソレっぽくも見えます。ゴムの部分も柔軟性のあるシリコン素材で作れば代品位にはなるでしょう。

 というわけで、暇を見ては(仕事をサボっては?)図面を引いて出力してみました。

 どうですか?これ、TPU90という素材です。ショア90のシリコンで、柔軟かつ耐油性もある優れモノです。純正のゴムマウントと同じ寸法で作ってあるので、純正ゴムマウントの代品としても使用可能です。これなら、実車に乗せても長く使えそうです。問題はケースとマウントの1セット作るだけで、まる1日かかるってところかな……

 ところで、肝心の回路の方ですが、作り直し確定しました\(^o^)/
 今までの回路でも問題なく動いていたんですが、どうしても納得のいかない回路上の都合があって、それを解決するには作り直すしかないので、この週末は新しい回路作りにせいを出します。

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