AIセミトラ・イグナイター for W1SA/W3用の耐ノイズ性能のテストをしたくて、シートを外し、電装を引っ張り出してエンジンを始動してチェックしていると、突如エンジンが止まってしまいました。エンジンをかけなおして配線を揺するとエンジンが片方死ぬ状態です。
とりあえず、配線を確認してみると……
コイルのマイナス配線がガッツリ切れてました＼(^o^)／
コイル周辺の部品を分解して端子を取り外してみると、金属疲労で引きちぎれたようです。
本来、この部分の端子はクワガタ端子なんですが、オレ様は脱落や緩み防止の為に5ミリのO端子にしています。どうもこの中華製真鍮端子が薄すぎて強度が足りなかったのでは？と思います。
この端子がこの状態ということは、他の端子も遅かれ早かれ同じ事になるので、コイルに接続している端子をすべて交換します。
近所のホムセンに行って(徒歩2分！)アルミ端子を買ってきました。こちらはソコソコの厚みもあるし、カシメたあとに半田で固めれば大丈夫でしょう。
あとは組立なおして……と行きたい所ですが、今日の作業はここで中断します。
コンタクトブレーカーの配線が痛んでいて、新しい配線を発注してあるんですが、それが数日中に届く予定なんです。だったら今組み立てても配線交換時にまた分解しないといけなくなるので、もうこのままにしてしばらく作業中断にします。
ところで、今まで何台かのW1SAとW3の電装を見させて頂いてますが、結構みんなこの辺の配線が痛んでます。まぁ、古いし狭いし振動凄いし痛んで当たり前の所なんですけどね。
コマメに配線を作り直す所と考えておいた方が良さそうです。
それから、コイルに接続する部分の黒い端子カバーはリプレイス品でもいいので正しいものを取り付けておくことをお勧めします。この端子カバーがあるだけで、端子と配線の繋ぎ目部分の負荷が激減します。普通の端子カバーと違って、そういう作りになってます。
コメント一覧