カワサキ 650RS W3

W3、オイルが盛大に漏れる

 今日も昨日同様「AIセミトラ・イグナイター for W1SA/W3」の走行テストに出ました。今回のテストは、チャタリングなんかのノイズ対策で、今までもノイズ対策プログラムは入っていたものの、今更不十分と感じました。新しい修正プログラムでは、想定通りならコンタクトブレーカーの多少の接点荒れなんてへっちゃらな筈です。

 「新しいプログラムは上々だなぁ」と思いつつ40キロばかり走った所で、ふと足元を見ると煙が……。なんか、油が漏れてマフラーで焼かれて煙が出てます。慌てて近くのコンビニに入って確認してみました。

 グロメットが無くなってるし。まぁ、1分位途方に暮れました。自宅までは真っすぐ帰っても30キロ以上はあって、とても自走なんかできる距離じゃない。このままオートバイ置き去りにして電車で家に帰ってからセレナでオートバイ引き上げに戻ってくるのなんてイヤだし、そもそもハンドルロックキーを持ってきてないから置き去りはちょっとなぁ……なんて考えていたら閃きました。

 コンビニの駐車場だったんで、そのままコンビニに飛び込んでガムテープを買ってきて、そのガムテープを丸めてグロメットの部分に刺し込んでやりました。どうせタダの蓋なんで、多分これで代用が効くはず!

 あとはオイルの残量確認と、足りない場合の継ぎ足し用オイルの入手です。
 オイルの残量はオイルタンクを覗いても見えないし、ゲージにも付いてこないのでかなり減ってそうです。ただ、オイルは吹いていたのでゼロでは無さそうです。
 継ぎ足し用のオイルは、とりあえず何でもいいので近所にホムセンでもあれば……と検索してみると、すぐ近くにオートバックスがあったので、そこまで自走することにしました。

 幸い、オートバックスにはオートバイメーカーのオイルも置いてあったんで、ホンダのG1を買ってきて300CC位足しておきます、

 ついでにガムテープで作った簡易蓋の効果を確認してみると、見事にオイル漏れを止められてます。凄いぞ!ガムテープ!

 帰路、途中で一度オイルの残量を確認して、特にオイルが減ってないのを確認して無事に帰る事ができました。
 帰って脱落した部品を調べてみると、脱落しやすい部品みたいですね。速攻対策部品を発注しました。

 本来の目的のAIセミトラ・イグナイター for W1SA/W3のノイズ対策プログラムは、修理後に続きをやります。とりあえず今の所は予想通りに機能して、コンタクトブレーカーの接点荒れ程度のノイズやコイルのノイズなんかは綺麗さっぱりフィルターしてました。
 多分、これで行けそうな気がする……

コメント一覧