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ホンダ CB750Four K4整備

CB750Four K4 のフロントブレーキをオーバーホールする④最終章

 サックリとブレーキを組み立ててきました。
 昨日まで自宅で組み立てたキャリパーにブレーキパッドをセットして組み立てますが、ブレーキパッドも掃除してみると、外周部と裏側が例の茶色い何かがビッシリこびりついていました。削って擦って磨いてやっとキャリパーにセットできました。

 あとはもう、分解した逆で組み立ててフルードを入れてからエア抜きで完成です。
 ブレーキのタッチもちゃんとして、押し歩きでも引きずりは全く問題ないことを確認して、油圧ブレーキスイッチがちゃんと機能するか試して……ん?ブレーキランプが点灯しませんでした。スイッチが壊れたか?と覗いてみたら……

 断線してました。既に1度補修した跡があり、圧着スリーブのようなもので補修してあったものが抜けてしまったようです。もう外皮はカチカチで折れるような状態なんである程度仕方ないですが、これもきちんと補修すればもう暫くもつでしょう。

 こんな感じですね。ここはハンドルを大きく切ると配線に負荷がかかる部分なので少し余裕のある長さにして、配線の接続ははんだ付けすることで配線が曲がるのに抵抗にならないようにしておきます。これでしばらくは切れることはないでしょう。切れるとしたら、今回補修しなかった方の緑の配線かな。

 さて、こんな感じでフロントブレーキのOHは終了です。個人でも十分に出来なくは無い整備ですが、簡単ではないと思います。いかんせん、命を預ける部品なので未経験でいきなりやってみるというのは全くお勧めしません。最初は出来る人に手伝ってもらった方がいいかもですね。もちろん、それなりに経験を積んでいる人は簡単な作業なのでトライしてみるのもいいと思います。6ポッドなんかに比べるとウルトラ楽チンですよ。

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