整備カワサキ Z1100GP B2

ヒューズボックス配線修理 ~古い配線は強酸で~

 エンジンマウント交換時にヒューズボックス配線が切れていたので、修理することにします。本当なら新品交換したいところだけど、新品はとうの昔に絶版してるんで仕方ないですね。

 今回切れたのはヘッドライト系の配線でした。

 曲げ負荷のかかりやすい位置の配線だし、仕方ないでしょう。しかし、この配線はカシメなんですね。端子の交換というわけにはいかないので、半田付けしかないでしょう。

 みなさん、古い配線や端子を半田付けする時って、半田が弾かれちゃって苦労していませんか?iセッセとヤスリで磨いても中々綺麗に半田付け出来なくて、しまいには配線のビニールやプラスチックのベースが溶けだしてメチャクチャになるみたいな。
 あれ、実は弾かずに簡単綺麗に半田付けする方法があるんです。

 強酸性フラックスです。古い配線や端子は表面に酸化膜が出来ていて、酸化膜が半田を弾くんです。なので、綺麗に表面を削てやればいいんですが、配線は線束なんで上手く磨けないし、端子も平面はいいけど、平面以外は磨けないですよね。そこで、強酸性フラックスです。
 強酸性フラックスは、酸化膜を洗い落とす力があるので、半田を乗せたい部分にコレを垂らしておくと半田が綺麗に馴染みます。仕組み的には、燃料タンク内の錆びを取るのにサンポールが使えるっていうのと同じです。

 強酸性フラックスを垂らして少し待ってからジュッ!と半田を入れてくっ付けます。

 全く弾かれずに綺麗に付きました。

 更に他の配線を見てみると、メイン配線が過去に修復されてました。

 これもあんまり綺麗じゃない上に配線の取り回しが悪いので直しておきます。

 結構マシになりました。これで、車体に積んでももう暫くは使えるでしょう。

 そのうちこの辺の配線は一新するか、今時のブレード型ヒューズのヒューズボックスに一新したい所です。ヒューズボックス作ろうかな……?

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