カワサキ Z1100GP B23Dプリンター

切れそうなサイドスタンドスイッチカバーを3Dプリンターで作ってみた

 素人ガレージのZ1100GPは、ドイツ帰りのヨーロッパ仕様ですが、ヨーロッパ仕様はヨーロッパ仕様独特のヘンテコ仕様があります。そのヘンテコ仕様がこれまたオレ様の興味をそそって大好きなんです。

 この赤丸部分、サイドスタンドスイッチなんですが、かなり妙ちきりんなギミックが組み込まれていて面白いんです。(どう面白いかは長くなるんでまたそのうちね)

 中身はこんな感じで、リアブレーキのスイッチみたいなのが入ってます。
 こっちは問題無いんですが……

 こっちのカバーの方に問題アリです。

 見えるかな?もうね、クラックどころかほぼ切れちゃってるんです。溶接で治そうかとも思ったけど、そもそも錆は酷いし歪みまくってるのを何とか治してこの状態なんで、溶接して使い続けるにしてもボロ過ぎる……ということで、3Dプリンターでちょっと作ってみました。

 これをASA樹脂(ABSのもうちょっと高性能なもの)で作っちゃえば、多分使えるでしょう。

 作ってみました。純正の鉄は厚さ1mm程度ですが、ASA樹脂では3mmの厚さにしてあります。硬さ的には問題無いと思うけど、素材の特性が全然違うから使ってみないと問題ないかは分からないです。

 実際に取り付けてみて不自然さは無いかなぁ。あとは「パキッ!」といかないかだけど……どうだろう?掴んで揺すってみると少ししなるけど、折れそうな感じではないです。とはいうものの、チェンジペダルの脇なんで足で踏んだらダメかもなぁ。
 まずはこのまま使うにして、いずれ金属で作り直したいな。

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