以前から、浴室のドアハンドルが折れては修復してを繰り返していたんですが、さすがに修復も難しくなってきたので、3Dプリンターで作ってみることにしました。本当なら、新品のドアハンドルを買ってきて交換する方が手っ取り早いんですが、どうやら廃盤になっているようで、同じ物どころか、互換品すら無いようなので、仕方ないです。
まずは、現物の寸法を測って図面を起こします。
ぶっちゃけ、これだけ単純なものだと、3D CADで10分程度で図面が作れます。問題は3Dプリンターの方で……
出力には、想定17時間半かかります。経験上、実際にはもう少し時間がかかると思います。最近は、もう少し出力の早い3Dプリンターも出てますが、17時間が15時間とかになっても、遅いものは遅いです。17分位になったらいいのになぁ。
3Dプリンターのビルドプレートを温めて早速出力します。
この1層目の出力がキモなんですよ。これが、キッチリ綺麗にビルトプレートに乗るかで、成功かどうかは99%決まると言えます。逆に、ココさえ正確に出来れば、あとはホッタラカシでも失敗する事はまずないです。
そして、そのまま日常生活に戻る事20時間位……
完璧に出力出来ました。
折れたドアハンドルと比較するとこんな感じです。3Dプリンターで出力すると、積層している関係で、表面はザラザラになって、何かしらの表面処理をしないとツルツルには仕上がらないので、ちょっとマットな感じになってます。今回は、面倒なので表面加工しません。
ん、完璧な出来栄え。
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