カワサキ Z1100GP B2

タコメーターを公正する

 Z1100GPの試運転をしていて気になって仕方ない事がいくつかあるんですが、その一つにハッピータコメーターがあります。どうみてもタコメーターが指してる回転数が高いんです。何しろ、アイドリング中、エンジンが止まりそうになってても1,000rpmを割らないし、丁度いい感じのアイドリングで1,500rpmあたりを指します。あと、何よりも走行速度と回転数が計算上の関係から大きくずれてます。
 そこで、ファンクションジェネレーターを使って公正することにしました。

 ファンクションジェネレーターで100Hzのパルスを作ります。これをタコメーターに食わせれば6,000rpmを指すはずなのに、6,400rpmあたりを指してます。
 大体想像通りのズレかな。

 調整ネジをちょっと弄って大体6,000rpmに合わせます。
 写真はないけど、3,000rpmと9,000rpmでも正しく動くか確認しておきます。周波数は50Hzで3,000rpm、100Hzで6,000rpm、150Hzで9,000rpmという感じです。

 車体に戻してちょっと走らせてみて大体いい感じになっているのを確認しておきました。
 ただ、このタコメーター、凄くいい加減というかザックリした値しか指さないんで、どっちみちあんまりアテになりません。メカ部分をステッピングモーターで作り直したいなぁ。

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