前回、MINIのハイマウントストップランプを中華製に交換して、取り外した純正ハイマウントストップランプを修理してみました。
分解してみた回路はかなり単純で、次のような感じの回路になってました。
整流ダイオードも抵抗も定格内で使っている限り滅多なことでは壊れないし、コンデンサーはノイズの保険みたいなもんだろうし、となると、怪しいのはLEDの故障でしょう。LEDはわりと簡単に焼けてしまうので、LEDを交換する簡単な作業で治る気がします。
というわけで、まずは角型LEDを買いに行きます。
いつもお世話になってます、秋月電子通商さん。ここで、一般的な四角い赤色LEDのOS5RKAZ2C1Pを2袋(20個分)ばかり買います。(CBたのしー!)
LEDが用意出来たら、ハイマウントストプランプからLEDを外していきます。
こんな感じで半田を落として外していきます。LEDを引っ張りながら半田ごてで半田を溶かして外していきます。
LEDを外した所に買ってきた新しいLEDを取り付けていきます。
右2個が新しいLEDで、左2個が古いLEDです。LEDの仕様が違うので、全部交換しないと輝度が変わっちゃうから、このまま全部のLEDを交換していきます。
交換していて、「あれー?なんか変だぞ?」とよくよくLEDを観察してみると、新旧のLEDでアノードマークの位置が逆でした。旧はカソードにマークになってて、新しいのはアノードがマークになってます。なんでだ?こういうのって世界共通じゃなかったの?
LEDを交換して点灯テストをすると、6V~7Vで十分な光量でした。まぁ、LEDのデータシートで見た限り純正より全然電気食わなさそうだったので、抵抗も変更することにします。
8.2Ωの抵抗3つあるうちの1つだけ470Ωに変更します。
あとは、組み立てて車に取り付けて、光り具合を確認します。
バッチリ治りました。
オレ様的にはあんまり明るすぎるストップランプは眩しくて嫌なので、左右のストップランプに合わせて電球並みの明るさになるように1個だけ交換した抵抗値は470Ωにしましたが、もうちょっと明るめの方がいい人は220Ω~330Ω位にすれば結構明るくなると思います。
やっぱり、純正品はいいなぁ。中華品は何かの時の為にストック部品にしよ。
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