ZRX1100/ZRX1200というか、GPZ900R系全般かな?パイロットスクリューの調整が凄く面倒です。エンジンとキャブレターの間にあんまりクリアランスが無くて、長い工具は入らない上に、キャブレターのアイシング防止用の配管が邪魔で、短い工具じゃ届かないという微妙な状態なんです。
昔は、ラチェットドライバーのビットを使って、なんとか調整していましたが、エンジンが焼けていると熱くて出来ないし、うっかり落とすと面倒な事になる可能性があって、今は専用の工具を使ってます。

今使っているのはコレです。素人の味方、アストロプロダクツの「キャブドライバーセット」です。(素人ガレージの近所にはアストロプロダクツの店舗があるので何かと助かってます)
セットなので、中身は色々対応できるようになってます。

これだけ入ってれば大概の物には対応できるんですが、それでもZRX1200Sに使うには不安があったので、購入する時は入念に寸法を測って買いました。そこまでしてもZRX1200Sに使う時はちょっと変則的な使い方になります。

ビットの部分をこんな形にします。
本当はビットを固定するネジが付くんですが、それは外して使います。固定ネジがついていると、アイシング防止用の配管に当たってスクリューの穴にビットが入りません。

一番厄介な2番にもきちんと届きます。
ギヤ式なんで、動作もしっかりしているし、ベベルギヤ自体もヘリカルカットで遊びも無くて、実に使いやすく気に入ってます。
ちなみに、安物のパイロットスクリュードライバーでも届くには届いたんですが

崩壊しました。ほんと、中華製ってダメですね。
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