フロートチャンバーガスケットと、パイロットスクリューセットが届いたので、早速燃料漏れ対策に交換してきました。
前回、フロートチャンバーの合わせ面から燃料が滴っていて、フロートチャンバーガスケットは絶対交換だと踏んでいたものの、実は、フロートバルブも心配です。本来、燃料がフロートチャンバーに溜まるとフロートバルブが閉じるんで、フロートチャンバーの合わせ面からは、そんなに盛大には燃料が漏れないハズなんです。しかも、フロートバルブの先端はゴムなんで、ますます心配です。
そんな訳で、フロートバルブも確認します。写真は、一番くたびれてたフロートバルブですが、特に問題は無さそうです。硬くもなってないし、傷もないし、多少擦れた跡はあるものの摩耗しているという程でもありません。中のスプリングも固着してないし、コイツは無罪っぽいです。
次は、フロートの油面合わせですが、こちらはちょっと問題ありでした。多分、フロートが一杯まで上がってもバルブが閉じ切らない位置のような感じでした。いずれ、正確に油面を合わせるにしても、とりあえず、きちんとバルブが閉じる位置に調整しなおしておきます。
多分、これでフロートチャンバーの合わせ面からボタボタ漏れてくることはないでしょう。っちゅーか、これじゃ、このキャブレターの前の持ち主は使えなかったと思うんだけどなぁ。なんとなく悪意を感じる……
そして、本来目的だったフロートチャンバーガスケットを新品に交換します。
新品だけあって、ゴムはプリップリです。これなら絶対漏れないでしょう。
ちなみに、古いガスケットはというと
カチカチになっていて、パキパキ折れます。
あとはパイロットスクリューセットの交換です。これもOリングが入っているので「ヤバいかも?」と用意したんですが、取り出してみると、案外状態が良く、Oリングも全然大丈夫そうでした。でも、折角新品があるので交換です。
新品のパイロットスクリューセットは、こんな感じでOリングまで刺さった状態です。古いパイロットスクリューを外すと、キャブレターに古いOリングが残るので、ピックツール等でうまい事取り外す必要があります。ちなみに、オレ様は近所のアストロプロダクツで買ってきたコレを使ってます。
最後に、燃料を実際に入れてみて、燃料漏れのチェックをします。
燃料を高い所に吊るしてみたり、キャブレターを色んな方向に傾けてみたり、しばらくほっといてみたりしても特に漏れている所は無いので、これで燃料漏れの修理は完成……だといいなぁ。
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