カワサキ ZRX1100

ZRX1100に復活の呪文(4) ~エンジンと足回りの取り付け~

 前回、事故車からエンジンを下ろしたZRX1100ですが、今日は100円フレームの方を何とかしていきます。さて、今日は何処まで出来るかな?

 100円フレームにはスペアエンジンを積む予定ですが、足回りが付いている車体に、エンジンをジャッキアップして載せるのは大変なので、地面に置いてあるエンジンに足回りの付いていないフレームを載せることで、フレームにエンジンを積んでみます。

ZRX1100の100円フレームにスペアエンジンを載せたところ

 予想通り、すごく簡単です。そりゃそううか、クソ重たいエンジンの方は動かさずに、フレームの方を動かしてボルト通すだけなんだから。

ZRX1100の100円フレームにアンダーチューブを取り付けてエンジンを固定

 調子に乗ってアンダーチューブも取り付けて、エンジンをフレームに軽く固定しておきます。

新品のエンジンマウントブラケット

 盛大に曲がってたブラケットやボルトは新品に交換してあります。

 続いて足回りを組みたいので、事故車からスイングアーム周辺の部品を抜きます。

ZRX1100の事故車から、リア足回りを抜き取ったところ

 オレ様の予想では、リアタイヤが付いてない状態のスイングアームなら、地べたに置いたエンジンとフレームにそのまま取り付けられるハズなので、リアショック(オーリンズのフルアジャスタブル!)やリアブレーキなんかは、スイングアームに付いた状態のまま、100円フレームに移植します。

ZRX1100のエンジンが乗ったのでメンテナンススタンドをかけられるようにスイングアーム周りを取り付け

 予想通り、スイングアームも付きました。
 でもって、ここからメンテナンススタンドがかけられる所までジャッキで持ち上げます。

ZRX1100をジャッキで持ち上げてタイヤを取り付ける用意

 アンダーチューブ前方にフレームジャッキをかけて、エンジン後方のフレーム下にパンタジャッキをかけて持ち上げたら、すかさずメンテナンススタンドを入れて、パンタジャッキを抜いときます。
 これで、リヤタイヤもつけられるし、フロント周りも組み立てられます。

ZRX1100に前後の足回りの取付完了

 というわけで、車輪まで取付け完了です。タイヤが付くとグッとオートバイらしくなりますが、ヨメ様にはゴミとガラクタの山にしか見えないそうです。

 そして、事故車の方は……

ZRX1100事故車の方はすっかり抜け殻に

 なんとか、ガラクタらしくなってきました。
 まだ取らないといけない部品が残ってるんですが、とりあえず、片づけられる位の重量になったので、何処かに片づけないと。

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