前回、キャブレターを車体に乗せて発覚した問題なんですが、クラッチマスターとチョークケーブルが、モロに干渉してしまいました。
もちろん、純正のクラッチマスターなら干渉しないんですが、今回、ニッシンのラジアルポンプを用意してあったので、そちらを取り付けようとしたら、この有様です。
ラジアルポンプマスターのマニュアルによると……
えー?スイッチボックスを回転させて、チョークワイヤーを逃がすって、そんな事したらウインカースイッチが上向いちゃうじゃん。やだよ、そんなの。
なんかいい解決方法が無いかネットを散策すると、もう当たり前のように情報があります。そして、チョークの移設を試みることにしました。
ホンダのチョークケーブルとキタコのホルダーです。これを使ってチョークはキャブレターに移設です。
今回、ホンダの部品番号17950-GBZ-000のチョークケーブルにしてますが、これは、ケーブル長が短くて、キャブレターにチョークノブを抱き合わせるには、これ位の長さが良かろうと選択しました。チョークノブをハンドルポスト付近まで持ってきたい場合は、もっと長いチョークケーブルを使いましょう。
そして、そのままサクサクとキャブレターを組み上げます。
このへんにチョークノブが付きました。特に追加工する事も無くボルトオンで取り付けられました。しいて言うならチョークケーブルの取り回しで、スロットル周りの稼働部品に干渉しないように、かつ、あんまりケーブルが余り過ぎず、きつくなり過ぎずの経路を探すのが面倒だった程度でした。
車体に取り付けるとこんな感じです。
かなり自然な感じで良さそうです。操作性も案外悪くないです。アイドル調整用のスクリューの方がよっぽど後付け感満載で使いにくいです。
本当はチョークは乗ってて目につく所に欲しいんですが、仕方ないですね。これだけ綺麗に付くなら、まぁ、いいでしょう。
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