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カワサキ ZRX1100

ZRX1100に復活の呪文(14) ~今度は冷却液漏れ~

 キャブレターの燃料漏れも治って、本格的にエンジンを回すべく、ラジエターを取り付けてみました。
 オレ様の経験だと、ZRX1100は笑っちゃう位、そりゃもう使い物にならない位、熱に弱くて、まるっきりのノーマルエンジンでも、すぐにオーバーヒートします。夏場の通勤だと、そりゃもう毎日冷却液を撒き散らしてました。なので、ノーマルラジエターではなく、ビッグラジエターを使います。
 ちなみに、全く同じ使い方をしても、ZRX1200Sは全然オーバーヒートしません。1200は対策されてるんでしょうね。

 今回使うビッグラジエターは、アクティブ製です。これを使う理由は冷却の他にもう一つ理由があって、ビッグラジエターのマウントステーをつかって、ニンジャカウルのフレームを固定しているというのもあるんです。
 ビッグラジエターにすると、電動ファンの取り付け方法がかなり変わって、ラジエターではなく、車体側に付くようになります。

ビッグラジエターキットで電動ファンを車体に取り付け

 こんな感じでエキパイ前に付きます。これは、かなりマフラーを選びそうです。今回は、アクラポビッチのフルエキですが、下手なマフラーだと全然付かなさそう。ガレージの2階に転がってるスペアのスーパーコンバットだと付かないかもなぁ。

 そこに、ビッグラジエターを取り付けます。

ビッグラジエターの取り付け完了

 ステーの類がかなり微妙で、ひねったり曲げたり止める順番を考えながらの作業です。今回はブラック塗装のモデルにしましたが、塗装の質はイマイチです。コアガードの金網なんかは全然綺麗に塗れてません。あんまり目立たないようにと思ってブラックにしましたが、シルバーの方が良かったかも。

 冷却液を入れて、キャブレターの同調を取るべく、エンジンをかけて数分、物凄い勢いで煙が出始めて、「何事!?」と見ると……

サーモスタットハウジングの合わせ面から冷却水漏れ

 サーモスタットハウジングの合わせ面から盛大な冷却水漏れです。この下にはヘッドがあって、エキパイにかかった冷却水が蒸発して煙が出てました。
 燃料の次は、水かよ……

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