4次元ドライブレコーダー

オレ様家の乗り物は、全てドライブレコーダーがついてます。滅多に乗らない、ほぼほぼ飾っているだけの車両にもドライブレコーダーは絶対につけます。何故かって、それだけ重要なんですよ。
一般的に、ドライブレコーダーって事故なんかの「有事の際に」なんていいますが、実際、かなり有効です。何が起こったのか客観的に見ることができると、正しい判断が出来ます。ひと昔前までは「走っている車同士の事故で過失割合が10:0はありえない」なんて言われていましたが、最近はそうでもありません。そして、走っている車同士の事故で過失割合が10:0になる時って、大概客観的証拠としてドライブレコーダーの映像があります。10:0の事故で無いにしても、自分の思い込みで相手に迷惑をかけてしまったり、相手の無茶な言い分を覆すのに苦労するのを考えたら、非常に重要なアイテムだと言い切れます。
他に、意外な有効性として「交通取り締まり」に対して強力です。あまり無い事ですが、警察官による交通取り締まりって、誤っている事があります。ガッツリ一時停止しているのに一時停止違反と言われてみたり、はみ出し禁止の道路で道路脇から飛び出して来た何かを避けようとした結果はみ出してしまったり、そもそも同色同車種の別の車と間違えられていたなんていうあり得ないような事もあったりします。そんな時、ドライブレコーダーがあるとあらぬ濡れ衣をかけられているということを訴えられます。しかし、あの現場警察官の「一度止めたら何が何でも切符を切る」的な対応はなんなんでしょうね。いかに冷静に論理的に説明しても絶対曲げませんよね。そんな時、「ドライブレコーダーで確認しましょう」と言えるか言えないかは重要です。特に日本人は「正しい事」に正直なので、濡れ衣は物凄いストレスになりますからね。

さて、本題に入りますか。

そんな訳で、ドライブレコーダーが沢山あるオレ様家なんですが、基本中華レコーダーばかりです。日本製で都合の良いドライブレコーダーがなかなか無いのと、中華レコーダーの圧倒的な安さが理由です。
正直日本の大手有名メーカーのドライブレコーダーもあんまり大した事ないんですが、中華製ドライブレコーダーの品質の低さは、やはりかなりのものです。

これ、ミニに付けていたドライブレコーダーなんですが、分かるかな～？熱でぐにゃぐにゃに曲がってます。4次元旅行中みたいになってます。

ぐにゃぐにゃに曲がっているので、裏の液晶パネルは外れちゃってます。

フロントガラスに取り付ける吸盤部分も反り返って使い物になりません。

たった2回の夏を経験しただけでこの状態です。
このドライブレコーダーは2個買って、セレナとミニに付けてみて、セレナもかなり曲がっているものの、まだ崩壊には至っていません。ミニは完全に崩壊状態です。
オレ様は、中華製品なんて、まぁこんなもんだろうと思っているので、また違う中華製品を買って試します。
本当は納得のできる日本製品があるといいんですが、無いんですよね。結局中身が中華製で多少の設計や検品の良さがあっても、期待するような圧倒的高品質じゃないんです。国産有名メーカー品のドライブレコーダーでも強い衝撃を与えたら、その瞬間の動画が保存出来ていなかったりするんですよ。ダメじゃん。