ランチア・デルタのヘッドライトって、92年式のエボルツィオーネ以降は本国仕様と日本仕様でモノが違います。そのせいでヘッドライトの点灯パターンが違うんです。詳しくはこちらでネタにしてます。
点灯パターン的には本国仕様の方がオレ様の好みなんですが、どういう訳か本国仕様だと車検に通らないので、オレ様の場合は日本に輸入した時に取り付けられてる配線を切ってギボシ端子で繋いで必要に応じて点灯パターンを本国仕様にしたり日本仕様にしたりできるようにしています。
で、その配線の位置なんですが、助手席側ダッシュボードの裏にあります。
この赤丸の部分。配線を引っ張り出しで見やすくしてます。
アップにすると……
こんな感じで赤い配線と黒い配線があって、黒い配線を切ると本国仕様になります。写真の通りギボシ端子加工してるんで、ギボシを刺せば日本仕様に早変わりです。いいでしょ?もちろん、スイッチなんかにしちゃってもいいと思いますよ。
これだけじゃ分かりにくいと思うんで、裏側がどうなっているかも簡単に写真に撮ってきました。
ダッシュボード裏側を覗き込んだところです。ここにリレーが色々あります。電動ファンやらウインカーやらヘッドライトやらのリレーがここに集まってます。そこにいかにも「後から配線追加しました!」っていう感じの配線があるんです。
アップにするとこんな感じ。赤線と黒線がセットで配線されているんですが、これの黒の配線を切ると点灯パターンが本国仕様になります。
注意点は、全部のデルタがこのまんまの配線じゃないって点です。場所は同じなんだけど、配線の色が違ってたり、1本だけしか配線が来てなかったりします。その辺はうまい事当たりをつけてぶった切ってみるしかないと思います。
本当ならリレーユニット自体を外して(ビス2本で止められてるだけ)何処に刺さってる配線か見せたかったんですが、今、椎間板ヘルニアで狭い所の作業ができなくてねぇ。
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