デジタル回路で失敗した「ブレーキライト断線表示灯スイッチ」ですが、アナログ回路で作れるか試してみました。アナログ回路はあんまり得意じゃないんだけど、最近は結構高性能なシミュレーターが無料で使えるので、ちょっと頑張って回路を作ってみました。
とりあえず、作った回路はこんな感じです。
リバースエンジニアリングだけど、多分ホンモノの「ブレーキライト断線表示灯スイッチ」の中身もほぼほぼ同じなんじゃないかと思います。
これでシミュレーターではバッチリ動いたんで、部品を買いにいつものお店へゴー
主に抵抗を買いに来ました。最近はチップ抵抗ばかり使ってたんで、普通のカーボン抵抗が無かったんです。
なんでチップ抵抗使わないのって?それはちょっとした野望があってですね。うぇへへへ。
買ってきた抵抗の束。一束100円位です。これにコンデンサーと2種類のトランジスタを組み合わせれば出来る!ハズ……なんだけど、この時点では「どうかな?」と自信なし。
とりあえず、テスト回路なんで万能機版に部品を乗っけて組み立ててみます。
テスト用に部品を組み替えやすい配置にしたんで、かなり大きいです。これを、前回作った疑似ブレーキ回路に接続して動作させてみます。
カンペキー!
最初2回ブレーキ点灯させて普通にブレーキランプと表示灯が点灯。その後ブレーキランプ配線を断線させると表示灯点滅開始。表示灯点滅状態のままブレーキ点灯させようとすると表示灯も点灯状態になる。これで全ての動作は真似できました。点滅速度も純正品と殆ど変わらないと思う。
次はこのでっかい基盤を極小に収めるべく基盤の設計なんだけど、これ、出来れば最終的には製品化しようと思います。しかも、組み立てキットとして。
今回は完全アナログ回路だし、秘密にするような技術も何もないし、回路自体も出来る人が見れば大したこと無いものなので、回路図も完全公開で行ければなぁと思ってます。そして、「出来る人は図面観て自分で作ってみて。部品欲しい人には部品出すし、完成品が良ければ作ったの出すよ」みたいな感じでいければと。オレ様もそうですが、そういうの好きな人や、やってみたい人ってきっといるよなと思った次第です。でもって、それ故にチップ抵抗を避けた部品構成にしてます。トランジスタラジオ作る感覚で作ってもらいたいのにチップパーツあると途端に難易度爆上がりしますからね。
ところで、これ無事に完成したとして、素人ガレージのザッパーさんは長い事オートバイ屋さんに行ってる状態で、車載テストが出来ないんだよなぁ。製品化の準備が整うまでにザッパーさんが戻ってくるといいんだけど、戻って来なかったら誰かテスト出来る車両貸して!
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